こんばんわ。権藤です。
今回のコラムはエロではなく真面目な回です。(エロネタ以外ですいません)
題名の通り変な病にかかりました。正式名称は性行為頭痛(性交時頭痛ともいう)。セックスやオナニーをすると頭痛がする症状のことです。
20歳代と40歳前後の男性100人に1人は発症する疾患といわれています。デリケートな疾患なので医者にかかる人も少なく発症の原因や治療法も不明な部分が多いそうです。
この記事を書いているのは発症から1か月経過し症状も改善したので、ことの経過をコラムにしてみました。
セックス、オナニーで少しでも頭痛があった方には是非読んでいただきたいと思います。また発症率が高いとされている40歳前後の男性にも読んでいただきたいコラムです。
前兆は性感マッサージのリピーターさんとのSEXで
今年の4月のとある日、20代後半のリピーター女性にいつもの性感マッサージを施しました。この女性は何度もイク体質でとても性欲が強く、いつも挿入までご希望されます。
この日もご希望があったので挿入。性感マッサージを受けるのが数か月ぶりということもありいつになく激しいセックスになりました。正常位、騎乗位のあとは後ろから挿入。
こちらもいつも以上にエロいリピーターさんに大興奮でペニスの硬度もいつも以上です。
すでに7回は絶頂に導くことができていたので、こちらもフィニッシュということでピストン速度をあげます。
そして、射精感がこみ上げてくると同時に、後頭部が少し痺れたような感覚になります。ここまではよくあることだったので気にすることはなく放出。
がしかし、その瞬間・・・頭の中で何か爆発したような猛烈な痛みに襲われます。射精の脈動毎に脳内に痛みが広がります。
波のように繰り返すあまりの痛みに動くことができず、ペニスを挿入したまましばらくフリーズ。一瞬、脳内の血管が破裂したかもしれない・・・このまま意識がなくなるのでは・・・性感マッサージの果てに複上死・・・
最悪な状況を考えてしまいました。
そのまま30秒ほど経過し痛みが少し治まりました。動けるようになり一安心。
幸い、リピーターさんもぐったりしていたので余韻を楽しんでいただけれたようでした。
シャワーを浴びてもらい退室。ホテルのすぐ近くで解散。この頃には頭痛も完全に治まりまったく健康な状態に戻りました。
一過性のものだろうと思い特に調べたりすることしませんでした。
6月初旬。勃起するだけで頭痛。
前回の射精時頭痛から再発もなく、セックス、オナニーもしていましたが、6月初旬。その日は深夜まで飲み帰宅。起床後、軽い二日酔いでしたがモンモンとした気分になり
オナニー開始。おかずを頼りに勃起させていきます。勃起する過程で後頭部が摘ままれるように痛みますが気にせず続行。
射精まであとわずかというところで後頭部が痺れる感覚。これは4月のあの日と同じ感じです。
今日は日課的なオナニーなのでそんなに興奮はしていないはず。状況も違いますし、もうすぐ出そうなところで止めることもできません。そのままシコシコ。
そして放出。
その瞬間。雷が脳内に落ちた様な、頭が割れるほどの痛みが広がります。これは前回より痛く、今度こそ血管が切れたのでは・・このまま下半身を露わにし精液をまき散らしたままあの世に逝くのかと・・・・・目を閉じ一瞬三途の川が見えたような・・・・一命はとりとめました。
なんとか動けるまで3分を要しました。が、頭痛は治まらず、脈拍に合わせて後頭部が痺れる痛みが継続しています。
安静にして様子をみます。1時間が経過。痛みは変わらないどころか、強くなっている気もします。
この後業務で外出する予定があります。なんとか痛みを堪えて外出。業務中も脈拍に合わせての痺れが続きます。
帰宅し、このような症状を調べると、性行為頭痛という疾患であるということが判明しました。
この疾患の裏には脳に何かしらの異常(くも膜下出血や動脈乖離など)が隠れていることもあるので、すぐに診てもらう方がいいと書かれていました。
普段から高血圧ですし、血管になにかしらの異常があってもおかしくありません。
時刻は23時。翌朝、病院に行くことにします。
症状は回復せず、脈拍に合わせての頭痛が一向に治まらず全く寝付くことができません。
結局ほぼ一睡もできないまま翌朝を迎えました。
問診で女性看護師が気を遣い・・・
朝一でMRIを持っている医院に行きました。問診票を書き、待つことしばし。
診察室に入ります。
50代の男性医師と後ろに20代の女性看護師さんがいました。
「今日はどのような症状でしょうか?」
「頭痛が酷いのですが、ネットで調べると性行為頭痛に該当しそうなんです。オナニーしてから頭痛が収まらなくて・・・」
問診の内容が耳に入ったのか、看護師はサーっと奥に消えていきました。
ことの発端から説明していきます。
「このような症状は稀であまり知見もないので、とりあえずMRIの画像を見てから判断しましょう」
ということでMRIを撮りました。結果、脳の血管等にはなんの異常もなく正常とのことでした。
なにも無くてほっと胸をなでおろします。
血圧を下げる薬と、頭痛を抑制する薬を処方されました。
出したいけど頭が痛くて出せない
発症から7日目
薬を飲んでも症状は治まらず、慢性的な頭痛と共に一週間が経過しました。頭痛がする以外は全く健康体です。
そんな健康体の男子が一週間も我慢できません。
睾丸が膨れて精子が満タンです!と言っています。溜まりすぎて精巣上体に痛みがでてきました。
この痛みを無くすには溜まっているものを放出するしかありません。
いざオナニーをしようと勃起させると・・・ぃいぃいいい・・・・・
痺れるような頭痛が・・・出したのに頭が痛くて中断せざる得ません。
でも股間は早く放出してくれと悲鳴をあげています。
気持ちいいことをしようとすれば頭痛が酷くなる。
苦難でしかありません。どちらかを我慢しなければなりません。熟慮の末、放出をあきらめました。
中途半端に勃起させたものなので精巣上体の痛みが酷くなってきました。
発症から12日目
なんとか性欲を我慢しています。精巣上体は触るだけで痛いです。
やっと頭痛が治まってきました。日常生活では全く支障がなくなりました。
ということは、放出できるかもしれません。早速、パンツを下して勃起させていきます。
頭痛はなし。これなら放出までいけるかもしれません。
手早に刺激していきます。12日も我慢していたのですぐにピークに達してきました。
痺れる痛みもなし。よし。発射!
その刹那、後頭部の奥に鈍痛が・・・やはりまだ回復していませんでした。
が、とてつもない精液量であたり一面飛散しています。これで睾丸はすっきり。再度治療に専念できそうです。
発症から18日目
それから6日経ち、オナニーするも痛みもそれほどなく、回復している実感がありました。
ただ、油断はできないので服薬は継続。
発症から26日目
オナニーしても頭痛はしなくなり、とりあえずの完治となりました。これで性感マッサージも再開できそうです。
なんだかバチでも当たったかのような謎の頭痛に悩んだ1か月でした。そして、セックス、オナニーを気持ちよくいつでもできるのって尊いことなのだと実感しました。
もし、同じような症状がある方は、恥ずかしくてもすぐに医師の診察を受けることをお勧めします。