もし職場に…（受け身さんver.）｜徳本　やよい／オアシス

お会いするまでに官能小説風。
オカズになるなら妄想どうぞ( ^ω^ )


あなたが選んだOL風の衣装に着替えて戻ると、
視線がすぐに私の脚へ集中した。
ストッキング越しに滑る光に、
わざとらしく息をつくふりをしてみせる。



「ねえ……舐めてみたいんでしょ？」



囁きながら、私はゆっくりと膝をあなたの前に差し出す。

ストッキングの上から指先で縁をなぞれば、あなたの呼吸が詰まるのが分かる。

目を細めて恍惚を探るように
あなたを見下ろすと、
あなたは堪え切れずに動き出した。



舌先の気配が伝わるたびに、
胸の奥が痺れる。

抗えない声を殺して、
あなたはますます夢中になる。

私はその反応を楽しんで、
少しだけ意地悪に言葉を重ねる。



「もっと……我慢できないの？　
声を出さないで、
いっぱいしてもらいたいんでしょ？」



あなたが唇を噛んでこらえる姿に、
私の肩が震える。

じらすたびにあなたの欲は深まり、
私はますます大胆になる。

指先で軽く合図して、さらに焦らすと、
あなたの手も、舌も、止まらなくなる。



「ねえ……ちゃんと、舐めて？　
ほら、まだ溢れてるよ？」



従順に従うその様子は、
この店でだけ許される密やかな儀式みたい。

あなたが溺れていくたびに、
私の胸の中に新しい熱が灯る。

支配しているはずの私も、あなたに翻弄されている自分に気づいてしまう
それがたまらなく、甘い。

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